抄録
薬の誤服用を防ぐ対策としてピクトグラムに着目し、若年女性を対象に薬の服用実態や薬のピクトグラムの認知度やわかりやすい図案について調査した。若年女性の約7%に誤服用の経験があり、服用時間や回数の間違いが認められた。薬のピクトグラムの認知度は約20%であり、5種の既存のピクトグラムの内容についての正答率は64.1~98.1%であった。わかりやすくするためには、日本語や英語の文字を表記することは有効であった。また、薬を飲む人の実際の行為を入れる、順番を示す場合は矢印より数字を入れる、単純な図案で表現するなどの工夫がわかりやすくするために有効であることが示唆された。