医療マネジメント学会雑誌
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クリティカルパスの作成と活用
看護の質の向上を目ざして
森田 直美利根 真美松崎 眞喜子朽網 亜希子松尾 民子納富 昌徳
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2000 年 1 巻 2 号 p. 145-152

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抄録
全国の病院で在院日数の短縮化, 医療の質の向上および医療コストの削減を目的としたクリティカルパスの作成が増えてきている. 当病棟でも外科疾患に対するクリティカルパスの作成に取り組み1年半余りとなり, 現在13種類の術式に運用している.
この中で最も多く活用している腹腔鏡下胆嚢摘出術のクリティカルパスの作成にあたり, 手術前日に入院し手術後5日目に退院とし, 治療処置内容を整理統括した.さらに点滴内容, 内服薬の統一の3点を作成の基本とした. 作成段階では処置観察を示すクリティカルパスの縦軸が14項目と細分化され煩雑なものを, 項目を減らすことで使いやすいものとした.また, 作成したクリティカルパスを院内のオーダーリングシステムを利用して, 病棟独自の入力操作も簡単なセット入力を開始した.
クリティカルパスの作成活用は度重なる問題提示による検討でより良いものとなり, さらにセット入力の活用でより使いやすものとなった.これにより, 間接看護業務の整理ができ, 今まで以上に患者に関わる時間が得られ, 患者満足度の向上につながっている. また作成にあたり, 疾患及び看護についての知識を深めることで経験に関わらず, 患者に統一した充分な看護をを行うことができ, 看護の質の向上につながった.
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