医療マネジメント学会雑誌
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バリアンス分析の実際
オールバリアンス方式
勝尾 信一
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2004 年 5 巻 3 号 p. 425-430

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抄録
オールバリアンス方式は, アウトカムを達成目標だけでなくクリティカルパスに記載されるすべてのものを患者アウトカムあるいは介入アウトカムとして捉えたバリアンス収集方式である. バリアンス分析による改善の対象が医療の質ばかりでなく施設の質にまで拡大されるが, 収集されるバリアンスの量は莫大となる. そこで紙カルテでオールバリアンス方式を実行するにはバリアンス分析のシステム化と工夫が必要となる. 要因分類は全クリティカルパス共通とし, 一つのバリアンスに対し複数のコード付けを容認している. バリアンスはバリアンスシートに別途記録され, クリティカルパス終了後にクリティカルパスとは別に保存される. バリアンス集計後はバリアンス分析基本方針表に従って改善策を導き出す. これが確実に施行されるために職員に対する普及・教育が必要である.
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