医療マネジメント学会雑誌
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自動発注プログラムを組み込んだSPDシステムによる医薬品在庫管理の改善
辻 泰弘原口 透木田 哲規宮本 誠二濱邊 秋芳
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2005 年 6 巻 3 号 p. 550-554

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抄録
われわれは, 既に稼動中のオーダーエントリーシステムより医薬品使用量を集計し, 一定量に到達した医薬品に対して自動的に発注を行い, 発注した医薬品の入出庫を一括管理することで, 医薬品の受発注から在庫管理までを包括する医薬品SPDシステムを構築した.また, 生産システム工学における在庫管理手法として一般的なオペレーションズ・リサーチ (OR) 手法を応用した自動発注プログラムを組み込み, 医薬品在庫管理手法としての実用性について検討した。
その結果, 棚卸・入札機能や各種帳票管理機能の他, 必要時に即時データ抽出が可能となり, 医薬品の購入・使用実績を即時的に把握することができるようになった.半年間で医薬品倉庫品目数は37%, 在庫金額は39%減少し, 同期間における調剤室の在庫金額は25%減少した。OR理論を応用した医薬品SPDシステムは現在の所破綻なく稼動しており, 医薬品在庫管理手法として実用可能であることがわかった.また, 在庫金額・品目数の減少によって病院経営へ貢献できたものと考えられる.
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