日本保健科学学会誌
Online ISSN : 2433-3018
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急性期医療場⾯における演劇ワークショップ型多職種連携学習⽀援プログラムの構築
飯塚 哲⼦福井 ⾥美三浦 ⾥織新井 清美池⽥ 由美眞正 浄光⼩林 隆司⻄村 ユミ
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2018 年 21 巻 Supplement 号 p. 26

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抄録
【⽬的】多職種で連携して治療・ケアの実践⼒を養うことが可能な,看護・理学療法・作業療法・放射線学科の4 学科が参加する急性期医療場⾯における演劇ワークショップ型学習⽀援プログラム(以下プログラム)を構築する.【⽅法】4 学科の共同研究者が、基礎教育で⾏っている急性期看護技術演習演劇WS の概要を確認するとともに,実際に⾏われた演劇ワークショップ(以下WS)の録画を視聴した.次いで,共同研究者間で,4 学科が協働できるプログラムと演劇WSに⽤いる事例について,約2時間のグループインタビューを1 回実施した.インタビ ューで得られた内容をもとに,プログラム(案)と事例(案)を作成し,再度,共同研究者間で,4学科が参加可能な事例と,その事例を使⽤するプログラムについて検討した.【結果・考察】Ⓐ⾷道がんに頸椎転移を呈した事例,およびⒷ2 型糖尿病に脳梗塞を合併し左⽚⿇痺を呈した事例の2事例を作成した.この2事例は,4 学科の専⾨性が活かされる実践内容が含まれるものであった.プログラムは2 ⽇間のグループ学習を柱としたものであり,事例をもとに演劇のためのシナリオを作成し,具体的な場⾯設定と演劇による発表、学⽣間の質疑応答という構成となった.【結語】4 学科が参加可能なプログラムの試案を,学科の共同研究者間の議論をもとに作成した.今後は,構築したプログラムを試⾏してその有効性と課題を検討する.
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