抄録
【⽬的】演劇ワークショップ型多職種連携学習⽀援プログラム(以下プログラム)に参加した学⽣の語りから,プログラムの効果と今後の課題を明らかにする.【⽅法】看護,理学,作業,放射4 学科の学⽣8 名に対して2 ⽇間のプログラム実施後にグループインタビューを⾏った.インタビューではプログラムを実施しての感想と学び,改善点について⾃由に語ってもらい,類似性と相違性の観点からコード,サブカテゴリ(<>),カテゴリ(【】)を抽出した.所属機関の研究安全倫理委員会の承認を得て実施した.【結果・考察】4 学科で⾏うことで<他学科と関わる機会になる>等の【関係づくり】や【他職種の理解】,職種間の違いと⾃分の職種の理解等【職種の役割認識】ができ,その上で【職種間の連携】を図ることにつながっていた.演劇形式のため<考えたことが形なる>等【演劇ワークショップの特徴と構造】が学習の効果をもたらしていた.演じることで【患者と家族への配慮】を向けたり,【他者に伝える】ための⼯夫をし,【探求すること】の⼤切さを実感していた.また、【環境づくり】が効果をもたらしていた.今後の課題には,【希望・要望】【運営上の⼯夫】【参加者の⼯夫】【事例や情報の⼯夫】があがった.【結語】プログラム実施により,職種間の相互理解や,患者や家族へ配慮を向ける等の効果が得られた.今後はあげられた課題を基に、汎⽤性のあるプログラムへと改良していく.