日本保健科学学会誌
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フローChannel モデルに基づいた作業提供
安永 雅美⽊下 拓司⼩林 法⼀
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2018 年 21 巻 Supplement 号 p. 37

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抄録
【⽬的】筆者らは,適切な作業提供に役⽴つ視点としてフローChannel モデルが役⽴つのではないかと考え,介護保険サービス(以下デイケア)利⽤者の⽣活全体の作業のChannelを鑑みてデイケアでの作業提供の⼯夫の取り組みを⾏ったので報告する.【⽅法】対象は,デイケア利⽤者で,腰痛があるがADL⾃⽴,移動はシルバーカーを利⽤,最近家族と同居となった80 代⼥性1 名.フローChannel モデル調査と⽣活満⾜度調査から⾃分で調整できない作業が望ましくないChannelとなりやすく,役割が減少した状態と判断した.他の利⽤者の昼⾷時のお茶希望確認という仕事が皆の役に⽴つ作業だと認識してもらえるよう声掛けをし,5 週後に再度調査した.【結果】不安とストレスのchannel が多く⽣活満⾜度は50 点であったが,5 週後では望ましいChannel が増加し⽣活満⾜度は90 点,「この状態もいい.最近趣味の合う友達と⼀緒に楽しめることが増えた.」と語った.【考察】初期は役割や⾃信の揺らぎがあったと推察するが,今回の関わりで⾃信を得,新たな作業を創出し,⽣活中の作業の認識が変化し望ましいchannel が増加したと考える.【結語】フローChannel モデルに基づく作業提供の⼯夫は,対象者の健康的な⽣活の⽀援につながる可能性があると考える.
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