日本保健科学学会誌
Online ISSN : 2433-3018
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介護予防教室に参加した⾼齢者の⾝体特性の類型化
平野 恵健阿部 真也川上 悟新⽥ 收⼯藤 ⾹澄池⽥ 杏未⽯⾕ 真藤岡 ⾼弘今村 健太郎
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キーワード: 介護予防, ⾼齢者, 類型化
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2018 年 21 巻 Supplement 号 p. 41

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抄録
【⽬的】本研究は,介護予防教室に参加した対象者をクラスター分析により類型化し,その各類型の特徴と活動状況との関係性を明らかにすることを⽬的とした.【⽅法】対象は,当院の介護予防教室に参加した56名とした.分析⽅法は,対象者の年齢,初回時の握⼒(左右の平均値),⽚脚⽴位時間(左右の平均値),30 秒椅⼦⽴ち上がりテスト,Timed Up & Go test を⽤いてクラスター分析により類型化した.次に,グループ化された各類型の特徴と初回時に実施した⽇常の活動状況に関するアンケート調査との関連性も検討した.【結果】クラスター分析により対象者は⼤きく2 群に類型化された.各群の特徴は,A(年齢が低く・運動機能が良好)群とB(年齢が⾼く・運動機能が不良)群であった.また,⽇常の活動状況との関連性を⽐較した結果,A 群は,B に⽐べて,歩⾏耐容能が低く,転倒に対する不安も⾼かった.【結論】介護予防教室に参加した⾼齢者の初回時の運動機能から類型化し,特性ごとの活動状況を明らかにすることができた.これにより介護予防教室に参加する対象者の特性から在宅⽣活を予測し,特性ごとのプログラムの⽴案が可能になると考える.
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