科学史研究
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『日本暦日原典』による明治改暦に関する通説の再検討
須賀 隆
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2024 年 63 巻 310 号 p. 182-191

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抄録
内田正男『日本暦日原典』による明治改暦に関する通説を、再発見された市川斎宮「暦法議案」本文などにみる差分の分析により全面的に再検討した。その結果、「改暦の詔書」中の「七千年ノ後僅ニ一日」の記述について最終的に付け加えられた文言「最モ精密ニシテ」を手掛かりに新たな見解を示し、また「改暦の詔書」の「四歳每ニ一日」と市川斎宮「暦法議案」の「子年辰年申年」との比較などにより「改暦の詔書」を貞享改暦で確立した江戸時代の旧制度から近代的法治国家の新制度に変化していく過程上に位置付けた。
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