日本プロテオーム学会大会要旨集
日本ヒトプロテオーム機構第4回大会
セッションID: S2-9-2
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分子イメージング
イメージング技術を用いた神経ペプチドのMS/MSによる配列決定
*ゴスティック ドミニクジェームス アンドリューウイレット マシューロイド ビルピルビル パトリック
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抄録

MALDIによるイメージングは薄い組織片の表面に存在する生体物質のプロファイリングを行う技術である。MSとMS/MSを用いたイメージングデータにのみ基づき、生体物質(特にペプチド、たんぱく質)を発見、同定する試みです。質量分析計の感度が充分なら、MS/MSスペクトルは組織片から直接生体内未知ペプチドを同定するのに充分な情報を与えます。ラットのオピオイド前躯体タンパク質プロダイノルフィンの同定について報告します。この神経ペプチドをリフレクター搭載のTOF MSとTOF MS/MSのイメージング実験だけを用いて輪切りにしたラット脳切片から同定、配列決定した。

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© 2006 日本プロテオーム学会(日本ヒトプロテオーム機構)
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