地盤工学研究発表会 発表講演集
第38回地盤工学研究発表会
セッションID: 264
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粗粒砂岩におけるコンプライアンス可変型構成方程式の定数について
*高倉 望中間 茂雄大久保 誠介
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抄録
核燃料サイクル開発機構、東濃地科学センターで展開している調査試験研究ひとつに、長期岩盤挙動の評価手法の開発がある。そこで、筆者らは、鉱山跡地を研究サイトとし、その周辺域の深度60 m以深に分布する堆積軟岩の中で主な岩石である細粒砂岩と粗粒砂岩を対象とした種々の力学試験を実施している。本報では、その堆積軟岩中で成形が極めて困難で試験例が少ない粗粒砂岩を対象に力学試験を実施し、非線形粘弾性論に基づいたコンプライアンス可変型構成方程式の定数を求めた。さらに、その結果を基に解析値と実験値を比較し、求めた定数の妥当性を評価した。その結果、求めた定数は、妥当であると評価できたのでここに報告する。
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© 2003 地盤工学会
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