抄録
高さ2m,直径20cmのアクリル製モールドに,初期含水比700%に調整した浚渫土の懸濁液を投入し,密度分布と間隙水圧分布の経時変化を測定した.密度の測定は透過型RIセンサーを用いて実施した.深度方向の密度分布の測定結果から,密度増加が堆積土底部から進行していく挙動を定量評価した.また,堆積土のある高さに着目すると,そこでの密度は時間の対数に対して直線的に増加し,その勾配は自重圧密過程のほうが沈降堆積過程よりも大きくなることが示された.さらに,自重圧密の終了後に定ひずみ速度による載荷圧密を行い,載荷圧密過程での密度および間隙水圧の経時変化を測定した.