九州大学大学院医学研究院臨床医学外科学講座耳鼻咽喉科学分野
2016 年 62 巻 5 号 p. 159-163
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2009 年から 2012 年までに当科にて一次治療を施行した声門上扁平上皮癌 38 例について臨床的検討を行った。全体の 3 年粗生存率は 46.9%、3 年疾患特異的生存率は 51.0%であった。また 3 年喉頭温存率は 36.0%であり、T 分類が進行するほど低下する傾向にあった。stage Ⅲ以上の症例で CRT 群と導入化学療法群を比較すると、有意差はないが後者の喉頭温存率の方が高い傾向にあった。
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