東京女子医科大学東医療センター耳鼻咽喉科
2017 年 63 巻 2 号 p. 55-61
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高齢者における側頭骨髄膜脳瘤 2 例に対して、中頭蓋窩法にて手術を施行した。1 例は中耳術後 30 年以上の経過を経て発症した症例であり、もう 1 例は伝音難聴を主訴とする特発性髄膜脳瘤であった。2 例ともに術後再発を認めず、特発性症例では術後聴力改善を認めた。側頭骨髄膜脳瘤では、合併症のリスクなどから手術が時に敬遠されるが、たとえ高齢者であっても経過観察にて致命的な髄膜炎を発症するリスクがあるため、的確に診断を行った上で加療する必要がある。
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