耳鼻と臨床
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症例報告
水に溶けるビーズ(アクアビーズ®)による外耳道異物症例
吉福 孝介松崎 勉西元 謙吾鶴丸 浩士
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2017 年 63 巻 2 号 p. 62-66

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抄録

外耳道異物とは、耳に所属しない物体が外界から耳の中に侵入し、耳内に停滞するものと定義される。無生物で問題となるのは、小児例や精神発達遅滞を伴うような成人例で、球形に近い形状の異物が外耳道の奥に、はまり込んでいる場合であり、全身麻酔下に摘出することもある。水に溶けるビーズ(アクアビーズ®)は、直径 5 mm 程度の複数のビーズに水をつけて接着させることで、好きな形にアレンジできる人気玩具であるが、小児外耳道異物となり、全身麻酔下での摘出例も報告されている。今回われわれは、アクアビーズ®による外耳道異物症例を経験したので報告する。

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© 2017 耳鼻と臨床会
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