耳鼻と臨床
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原著
耳鼻咽喉科無床診療所における自動的持続陽圧呼吸療法(autocontinuous positive airway pressure)管理についての臨床的検討
松吉 秀武後藤 英功山田 卓生
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2019 年 65 巻 6 号 p. 167-174

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抄録

無床診療所である当院にて導入した auto CPAP 症例の長期継続に影響を与える因子について臨床的検討を行った。全体の継続率は 1 年後で 83.7%、5 年後で 70.6%、10 年後で 60.0%であり、過去の報告と比較してやや良好であった。離脱は 137 例でありマスクが原因であった症例が 81 例(59.1%)であった。このうち、鼻閉が 19 例と最も多くを占めていた。そのため鼻閉改善手術の有効性について検討した。鼻閉の自覚がなく鼻閉改善手術を未施行の症例(A 群 442 例)と、鼻閉があり手術を施行した症例(B 群 47 例)と、鼻閉があるが同手術未施行症例(C 群 29 例)を比較検討した。8 年後の継続率は A 群で 62.8%、B 群 83.9%、C 群で 25.6%であった。鼻閉改善手術を施行した B 群において有意差をもって CPAP 継続率が高値であった。CPAP 継続率を高めるには鼻閉改善手術を含めた鼻閉の管理が重要であると考えられた。

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© 2019 耳鼻と臨床会
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