2021 年 67 巻 5 号 p. 334-338
4K-3D 外視鏡システムは、高精密デジタル画像で 3D 専用眼鏡を使って、術野を微細かつ立体的に観察でき、耳鼻咽喉科領域では、顕微鏡下に手術を行う鼓室形成術や喉頭微細手術、頭頸部のマイクロサージェリー手術に適している。今回、4K-3D 外視鏡システムを使用し、鼓室形成術、喉頭微細手術、甲状腺葉切除術に使用したので、その特徴について報告する。このシステムは、顕微鏡下手術に比べ、助手だけでなく、見学者にも複数で立体画像を共有しながら手術が可能であるため、教育の面だけでなく、さまざまな利点があり、耳鼻咽喉科領域の手術補助機器として大変有用である。