頸部に進展した喉頭嚢胞の1例

西崎 和則; 斎藤 龍介; 宇野 芳史; 金谷 真; 田中 徹

doi:10.11334/jibi1954.37.1_16

頸部に進展した喉頭嚢胞の1例

西崎和則, 斎藤龍介, 宇野芳史, 金谷真, 田中徹

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キーワード: 喉頭嚢胞, 貯留嚢胞, 頸部外切開, 画像診断

ジャーナルフリー

1991 年 37 巻 1 号 p. 16-19

DOI https://doi.org/10.11334/jibi1954.37.1_16

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抄録

病理組織学的には貯留嚢胞と診断された43歳女性で頸部に進展した喉頭嚢胞の1例を報告した. CTやMRIなどの画像診断が病巣の範囲を知る上で有用であつた. Laryngoceleのcombined typeや正中頸嚢胞との鑑別が必要と考えられた. 頸部外切開で舌骨を含めて摘出することにより, 良好に治癒せしめた. 併せて喉頭嚢胞の診断, 治療について文献的考察を行つた.

責任著者(Corresponding author)

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