耳鼻と臨床
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側方開放型直達喉頭鏡を応用した喉頭顕微鏡下手術における手技工夫
電気凝固処置について
川井田 政弘福田 宏之甲能 直幸
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1993 年 39 巻 4 号 p. 564-569

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抄録
極小の規格に相当する側方開放型直達喉頭鏡を永島医科器械 (株) と共同で試作した. この直達喉頭鏡を用いた喉頭顕微鏡下手術では両手操作による手術手技が容易である. そこで, この側方開放型直達喉頭鏡を応用することにより, これまで行われてきた喉頭顕微鏡下手術における手技がより容易になるといえる。今回は本手術における電気凝固処置の手技工夫について述べた. 市販の電気凝固装置でもつとも長い電極を有するのは Ellman社製SurgitronF. F. P. F ® の20.5cmロングタイプ電極である. この電気凝固装置と側方開放型直達喉頭鏡を用いた喉頭顕微鏡下手術により, 披裂喉頭蓋ヒダに生じた嚢胞の摘出を施行した. この症例を呈示して, 実際の手術手技を紹介するとともに, その利点や問題点について考察した.
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