耳鼻と臨床
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[第28回日本嚥下医学会]嚥下障害に対する喉頭挙上術の術式とその意義
安達 一雄梅崎 俊郎松山 勝哉清原 英之小宗 静男
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キーワード: 喉頭拳上術, 嚥下障害, 舌骨
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2006 年 52 巻 1Supplement1 号 p. S11-S16

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抄録
喉頭挙上術の意義に関して、正常人の嚥下時の喉頭挙上および舌骨の前方運動と食道入口部の関係について検討した。また自検例からも検討を行った。さらに和文、邦文の文献についても検討を行った。喉頭挙上術は挙上運動に関する補助としてのものであればその意義は大きいが、前方移動を行うものは、その効果に関する明らかな根拠はないと考えられた。
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