耳鼻と臨床
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[第28回日本嚥下医学会]当院における嚥下障害の手術
浜田 登関 敦郎岩崎 聡峯田 周幸藤島 一郎
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2006 年 52 巻 1Supplement1 号 p. S17-S20

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抄録
当院では、嚥下障害に対する外科的治療として、輪状咽頭筋切除術と喉頭挙上術を併用して施行している。手術適応は、6ヵ月種々のリハビリテーションによっても嚥下機能を回復せず、手術希望のある場合を一応の条件とした。2001年1月から2004年12月までの4年間に、聖隷三方原病院において、嚥下障害に対し、輪状咽頭筋切除術と喉頭挙上術を併用して行った症例は16例であった。現在、当院で施行している手術の実際および治療成績について報告した。全症例で、嚥下グレードは改善した。
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