九州大学医学部耳鼻咽喉科学教室
2006 年 52 巻 6 号 p. 347-353
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今回われわれは瘢痕性類天疱瘡による喉頭狭窄の1例を経験した。瘢痕性類天疱瘡は粘膜のびらんおよび瘢痕形成を繰り返す疾患であり、喉頭領域にも高度の狭窄を来す。治療においては原疾患のコントロールが重要であり、今回も原疾患が落ち着いた後に、狭窄部位に対しモールドー体型の特製T-チューブを作成し、留置することで、拡大することができた。
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