光インタコネクションなどを実現する方法として, 基板に対し90度に光路変換する方法が考えられている。本稿では提案されたO-SMTの概念を基にし, 基板部分である45度マイクロミラー付き光導波路について報告する。光導波路は材質PMMA, コア径40×40μm2, 比屈折率差12%である。この光導波路に先端が90度のV字型に加工されたダイヤモンドソーで切削加工をすることにより, 45度反射面を形成した。測定の結果, 挿入損失は1.5dBであり, 光導波路長50mm, 伝搬損失0.08dB/cmを考慮するとミラー損失は1.ldBと見積もることができる。また, この損失の原因を光線追跡により解析し, 45度反射面の特性を検討した。