日本経営工学会論文誌
Online ISSN : 2187-9079
Print ISSN : 1342-2618
ISSN-L : 1342-2618
均一負荷率の場合のジョブスケジューリングにおける最適バケットサイズ
木内 正光田川 晋一谷津 進武岡 一成
著者情報
ジャーナル フリー

2001 年 52 巻 5 号 p. 303-312

詳細
抄録
スケジューリングとは, 注文の到着からその完成までの, 全過程の日程の計画とコントロールを行うことであり, 個別生産の生産計画においては最も重要な計画機能である.本研究では, スケジューリングの研究の中でローディング問題をとりあげる.現在のローディングが抱える問題点の一つは, 最適バケットのサイズをどのように設定すればよいかが明らかにされていないことにある.本研究では, 製造リードタイムと工程の稼働率から, 最適バケットサイズを設定する方式を提案した.本研究で提案した最適バケットサイズの基本構造式は, バケットサイズの挙動を表した最も基本となる式である.
著者関連情報
© 2001 公益社団法人 日本経営工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top