日本経営工学会論文誌
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原著論文(理論・技術)
制約を用いた効果的な組立順序の導出方法に関する研究
―中間製品の導出に着目したアプローチ―
市来嵜 治菊地 宥斗高木 聡池上 敦子篠田 心治
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2019 年 70 巻 2 号 p. 71-80

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抄録

近年,生産準備プロセスの短期化がますます求められており,組立工場においても最適な組立順序の決定に対する重要性は高まっている.しかし,実際には技術者の経験に基づいた,限られた組立順序の中での検討にとどまっていることが多い.本研究は,組立過程で組み立てられる中間製品(実行可能な中間製品)の導出に着目し,先行研究で提案された「位置関係マトリクス」から,自動的に実行可能な中間製品を網羅的に導出する手順を考案した.さらに,部品数の多い製品では網羅的な導出が困難になる課題をふまえ,必要制約,連続制約,先行制約の3種類の制約を設定し,それらを加味した実行可能な中間製品の効果的な導出方法を提案した.提案方法を22部品と55部品からなる2製品に適用し,その有効性を確認した.

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© 2019 公益社団法人 日本経営工学会
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