2020 年 71 巻 1 号 p. 35-46
種まき方式は顧客の注文に基づき,保管されている商品を取り出し,顧客毎に出荷する作業方法の1つである.従来,種まき方式における仕分け作業では,作業者は商品を1種類ずつ梱包容器に仕分けていた.そのため仕分け作業に対して歩行時間が長くなるという課題があった.本研究ではアパレル物流センターを対象に,複数種類の商品をまとめて仕分けする仕分け作業方法を提案する.まとめて仕分けすることで歩行時間は短くなるが複数の商品から選ぶという選択時間が長くなる.この関係下で,メイクスパンと,歩行時間やブロッキングなどの総作業時間への影響を明らかにし,状況や目的に合わせて仕分け作業を選択する必要があることを示す.