日本経営工学会誌
Online ISSN : 2432-9983
Print ISSN : 0386-4812
リーダーシップと関連した動機づけ : 衛生理論の吟味 : バーズバーグのM-H理論の実証的研究(第4報)
村杉 健大橋 岩雄
著者情報
ジャーナル フリー

1976 年 27 巻 2 号 p. 161-166

詳細
抄録
行動科学の多くの研究は, リーダーシップが従業員のモラールや生産性に関係する動機づけ要因であることを示している.にもかかわらず, ハーズバーグのM-H理論は, M因子としてのリーダーシップを無視しているが, リーダーシップはH因子であると結論しているかである.本研究はM-H理論を通して, リーダーシップがM因子かH因子かを決定することを試みた.リーダーシップの測定法として三隅二不二のPM式リーダーシップを用い, 従業員の認知によるPM型とpm型リーダーシップの満足要因と不満足要因を比較したものである.
著者関連情報
© 1976 公益社団法人 日本経営工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top