日本経営工学会誌
Online ISSN : 2432-9983
Print ISSN : 0386-4812
サンプル・サイズ決定方式についての一考察
森 健一小池 俊隆
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1977 年 27 巻 4 号 p. 362-367

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抄録

サンプル・サイズ決定は統計調査における一つの重要な問題である.その決定法のうち, C.Steinによる2段階法はよく用いられる方法の一つである.ここでは, この方式によるサンプル・サイズ決定にあたって, サンプリングの費用を考慮したときの第1段サンプル・サイズ決定法を提案する.また, Steinの方法は母集団が正規であり, 観測値間は独立であるとの仮定のもとに議論を行なっている.本論文では, この独立正規性の仮定が成立しない場合に, Steinの方法がどのような影響を受けるかについても検討を行なった.

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© 1977 公益社団法人 日本経営工学会
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