日本経営工学会誌
Online ISSN : 2432-9983
Print ISSN : 0386-4812
組織の漠構造性向とマンパワー・プランニングに関する研究
松田 武彦宇井 徹雄
著者情報
ジャーナル フリー

1978 年 29 巻 3 号 p. 243-249

詳細
抄録
組織の漠構造性向とマンパワー・プランニングの関係を評価検討するためのシミュレーション・モデルを構築し操作する.モデルの主要な構成要素は, インプットとしての公式組織, 漠構造性向の程度, 個人と集団の行動ルール, 代替的マンパワー・ポリシーであり, アウトプットは組織業績, 構成員の能力, 意欲である.モデルを操作することによりつぎの諸点が明らかになった.(1)漠構造性向の程度に対して, 組織全体としての業績指数が最も高くなる, 年功昇進・能力昇進の割合の組合せ, (2)そのときの業績指数, 能力指数, 意欲指数, (3)採用ポリシー, サラリー・ポリシー等を変更ささせた場合の影響.
著者関連情報
© 1978 公益社団法人 日本経営工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top