日本経営工学会誌
Online ISSN : 2432-9983
Print ISSN : 0386-4812
ニューラルネットワークによるFMS工具・部品割当問題の解法
有薗 育生加藤 満山本 明夫太田 宏
著者情報
ジャーナル フリー

1993 年 44 巻 1 号 p. 33-40

詳細
抄録
確率論的ニューラルネットワークモデルを構成するためのパラメータ数は決定論的ニューラルネットワークモデルのそれに比べて増加し, しかも各種パラメータは非常に鋭敏な相互関係をもつ, このため確率論的モデルにおいては, 局所最適状態からの脱出機構をもつという利点がある反面, パラメータ設定の煩わしさが増大するとの欠点が逆に生じている.本研究では, パラメータ設定の煩わしさの軽減を目的とした新しい確率論的ニューラルネットワークモデルを提案する.このモデルをVentureらにより定義されたFMS工具・部品割当問題に適用し, 提案モデルの実用性について検証する.
著者関連情報
© 1993 公益社団法人 日本経営工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top