日本食生活学会誌
Online ISSN : 1881-2368
Print ISSN : 1346-9770
ISSN-L : 1346-9770
研究ノート
インドネシア人大学生の日本料理と韓国料理に関する知識および韓国人大学生の東南アジアの食に関する興味
堀 康二下村 久美子Sutarjo Surjoseputro金 相愛金 相潤李 眞英
著者情報
ジャーナル フリー

2008 年 19 巻 2 号 p. 168-174

詳細
抄録

  インドネシア人大学生の日本料理と韓国料理に関する知識および韓国人大学生の東南アジアの食に関する興味について調査をした。
  日本料理を食べた経験のあるスラバヤの大学生は多かったが, 韓国料理を食べた経験のあるものは少なく, 韓国料理の知識も貧弱であった。しかし, キムチの知名度は高かった。
  調査対象の韓国人大学生は東南アジアに対する興味は低かった。そのためイスラム圏の食物タブーの知識も不足しているようであった。
  韓国料理・日本料理がヘルシーであるという啓蒙と, 一層ヘルシーな韓国料理・日本料理の紹介・普及がインドネシアで必要である。

著者関連情報
© 2008 日本食生活学会
前の記事 次の記事
feedback
Top