観光研究
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論文
コロナ禍におけるクルーズ船社のマネジメントシステム構築と安全性に関する比較研究
糸澤 幸子
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ジャーナル オープンアクセス

2022 年 33 巻 2 号 p. 5-19

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抄録
本研究は、コロナ禍においてクルーズ運航を再開した13船社のマネジメントシステムを比較検証し、クルーズ船の安全性について一つの指標を示すことを目的とした。WHO CDC CLIAが推奨するマネジメント要素に対して、13船社のマネジメント実施状況を調査したところ、実施数が高い船社ほど感染者を出さず順調に運航する傾向が見られた。感染が発生した7船社の感染経緯とマネジメント実施状況から感染要因を分析し、クルーズ船の安全性を高めるには乗客の居住地等を制限し、事前のPCR検査とスクリーニング検査を併用することが、船内ソーシャルバブルの形成に繋がる重要なマネジメントシステムであることを確認した。
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© 2022 一般社団法人 日本観光研究学会
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