主催: 日本観光研究学会
会議名: 日本観光研究学会全国大会
回次: 38
開催地: 文教大学東京あだちキャンパス(東京都)
開催日: 2023/12/08 - 2023/12/10
p. 355-360
ツーリズムは避暑地・避寒地、スキーリゾート、ビーチリゾートなど、気候条件に適したエリアで発展してきた。一方、1980 年代以降、ツーリズムのグローバル化の進展に伴う環境の変化に対して、ツーリズム産業は、直接的、間接的な対応を余儀なくされた。1990 年代には、化石燃料の消費に伴って排出される温室効果ガスと気候変動の関係が認識されるようになり、ツーリズム―その大部分はツーリストの輸送―に起因する CO2排出量は、世界全体の 5%(2005 年)を占めていることが世界観光機関によって提示された。本稿では、ツーリズムと気候との関係を明らかにし、脱炭素に着目して、気候変動にどのように対処すべきかを考察する。