主催: 日本観光研究学会
会議名: 日本観光研究学会全国大会
回次: 39
開催地: 大阪成蹊大学 駅前キャンパス(大阪市)
開催日: 2024/12/06 - 2024/12/08
p. 216-220
本稿では、令和 6 年能登半島地震の被災地である能登地方の 6 市町(珠洲市、輪島市、穴水町、能登町、七尾市、志賀町)の観光資源 218 件を調査対象として、震災直後の観光資源の被害状況を明らかにする。加えて、結論では能登の観光復興に向けて本調査で得られた知見の活用の方向性を示す。本調査の結果より、令和 6 年能登半島地震により観光資源全体の約 7 割が、損壊などの被害を受けていることがわかった。また、オープンデータ化により観光資源の被害状況を地図上に可視化することで、観光資源ごとの被害程度を明確に示すことができた。