千葉大学園芸学部
1987 年 31 巻 4 号 p. 391-394
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約15年生の垣根仕立の並木植えサンゴジュについて,枝上におけるサンゴジュハムシの卵塊の産付位置を調査し,次に示す結果が得られた。1) 樹高が3mくらいまでは,高さによる産卵選択はほとんど認められなかった。2) 産卵は1年生枝に半数以上が行われ,枝齢の経過に従って産卵割合は減少した。3) ほとんどの卵塊は芽から10mm以内のところに産まれていた。これを枝の先端からの距離で示すと,20mmまでのところに半数以上のものが,60mmまでのところにほとんどのものが産付されていた。
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