千葉大学園芸学部
1987 年 31 巻 4 号 p. 395-397
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約15年生の東西方向の並木植えのサンゴジュを用いて,新梢の伸びの停止した7月下旬(夏期剪定)と越冬卵ふ化前の3月中旬(冬期剪定)に剪定を行い,越冬卵の付着状態と新葉の被害発生に及ぼす影響を調べた。枝の伸びのよい垣根の北面では夏,冬両剪定区において越冬卵密度は低くなり,新葉の被害も明らかに減少した。枝の伸びの悪い垣根の南面では剪定による枝の除去が少なかったことから,卵密度には変化がみられなかった。新葉の被害は冬期剪定区で減少した。
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