2018 年 21 巻 2 号 p. 86-91
本研究では,新卒看護師を訪問看護ステーションで採用するために,訪問看護ステーションの管理者が望む教育面での方策について記述し,新卒訪問看護師を育成するための基礎資料とすることを目的とした.分析対象者は,訪問看護ステーションの管理者9人とし半構造化面接を行い,質的統合法(KJ法)を用いて分析を行った.その結果,【利用者の個別性を重視したOJT】【医療機関との連携教育】【看護教育機関との連携教育】【連携教育機関での学びの統合】の4つが抽出された.今後,新卒訪問看護師を採用するための方策として,地域に存在する訪問看護ステーション・医療機関・看護教育機関が新卒訪問看護師の学びを統合するための教育システムの構築が必要なことが示唆された.