2025 年 33 巻 2 号 p. 161-168
義肢装具士11名へ義肢装具士業務におけるデジタル技術の活用状況と、義肢装具士養成教育への導入について半構造化インタビューを実施し分析を行った。義肢装具士業務では、3DスキャナやCAD、3Dプリンタの導入により、業務の効率化や精度向上、患者負担の軽減が進む一方、導入コストやデータ管理、技術習得の課題が指摘された。義肢装具士養成教育におけるデジタル技術の導入には、教育内容の統一や実務との整合性に課題があると考えられていた。特に、学生のPC操作習熟度の差や、最新技術の教育現場への適用方法について検討が必要である。今後の教育方針として、臨床現場との連携強化や、デジタル機器を用いた実践的な教育の重要性が指摘された。