[目 的]
通いの場に参加する高齢者の口腔機能,嚥下機能の介入前後の変化を把握すること。
[方 法]
28名(79.5±4.5歳)を対象に問診と口腔機能検査と嚥下機能検査を実施した。検査後レジスタンストレーニングと食事指導を行い,3ヶ月後再評価を実施した。
[結 果]
初回評価時の口腔機能検査の中央値は,咀嚼チェックガムが8点,舌圧30kPa,オーラルディアドコキネシス/ta/が6回/秒で正常であった。嚥下機能は,Repetitive Saliva Swallowing Test(RSST)は平均5.2回/30秒と正常であったが,100 ml水飲みテストは平均10.79秒と延長していた。嚥下機能は14名で異常を認めた。介入前後の口腔機能検査,嚥下機能検査の異常項目数の平均は3.4から2.5に有意に減少した。
[結 論]
通いの場に参加する高齢者の口腔機能は良好であるものの,軽度の嚥下機能の低下がある可能性が示唆された。レジスタンストレーニングや食事指導により口腔機能,嚥下機能は介入前後で変化がみられた。