経営情報学会誌
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論 文
仲介型組織間構造の組織知能モデル―情報ネットワーク化のもたらすインパクトの考察―
林 敬三石田 和成
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1998 年 7 巻 1 号 p. 67-84

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抄録

本研究は、仲介型組織知能モデルを構築することによって、仲介型組織間構造の特徴やその有効性を明らかにしようとするものである。

このため、まず、代替的組織間構造モデルにもとづき、仲介者のイニシアティブに着日し、仲介型組織構造の典型的事例を抽出した。ついで、組織知能モデルにもとづき、この事例における意思決定と情報のフローに着目し、仲介型組織知能モデルと仲買型組織知能モデルを構築した。さらに、これらのモデルの対比と、他の事例による仲介型組織知能モデルの一般性についての確認を試みた。

その結果、仲介型組織間構造は、発注先との関係における会員制の採用、発注先の探索における並列的な探索、商品や業務などの標準化といった特徴をもつことが分かった。さらに、仲介型組織間構造は、これらの特徴を活用することにより、企画・開発能力の向上、業務協調の推進、入札制や標準化による価格の低廉化などの有効性を実現していることが分かった。

仲介型組織知能モデルは、仲介型組織間構造の特徴や有効性を考察する上で、有効なモデルであると考えることができる。

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© 1998 一般社団法人 経営情報学会
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