1998 年 7 巻 2 号 p. 53-69
中小スーパーの場合、長期にわたり店舗の経営を良好に維持するためには市場の変化に柔軟に対応して直接的に顧客のニーズを提えた改善項日を見出し、改善案の立案とその実施を行うことが一つの方法として考えられる。本研究では市場状態の1つとして顧客の満足度に関して定量的に測定する方法を明らかにし、その満足度の測定方法の有効性を検討し、その満足度の測定結果を用いた店舗の改善項目の優先順位の導出方法を考案することを目的とする。本研究では以下の成果が得られた。顧客への期待と充足感のアンケートによる回答データにもとづいてファジィ積分を適用することにより顧客の満足度を測定することが可能となった.さらに、その満足度の測定方法を用いて求めた満足度の測定結果にもとづいて店舗の改善項目の優先順位の導出方法を考案できた。