北海道大学スラブ研究センター
西南学院大学経済学部
2011 年 48 巻 1 号 p. 1_15-1_26
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ロシア,中国,インドのユーラシア地域大国は,為替レートを自国通貨安に誘導する政策により,2000年代に外貨準備を著しく増大させたという共通性を有する.これには,3 国における経常黒字の拡大あるいは外国投資の受入れ増加が寄与した.この外貨準備の著しい蓄積は,世界的不均衡の一因となる一方で,米国の経常赤字の増大を支えていることから,この構造を再生ブレトンウッズ体制と見なす議論にも一面の妥当性があると考えられる.
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