東北大学大学院経済学研究科
2004 年 41 巻 1 号 p. 27-38,78
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本稿は,中国の沿海部から内陸部への浸透効果を地域間産業連関の観点から分析し,地域格差問題への示唆を導くものである。浸透効果は地域間産業連関による波及効果のみに限定して,最終需要誘発生産額と産出乗数を計測した。沿海部の成長極は中部沿海地区や南部沿海地区であり,それぞれ中部地区や西南地区への浸透効果がやや大きいが,沿海部から内陸部とりわけ西部への浸透効果は総じて小さく,西部大開発の妥当性が示唆される。
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