北海道大学大学院文学研究科
2006 年 43 巻 2 号 p. 1-13,91
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ロシアの石油・ガス輸出はこれまで,輸出数量制限や輸出関税によって管理・制限されてきた。近年のWTO加盟交渉ではこれらの輸出制限を一因とするエネルギーの内外価格差が主要な争点となったが,結局ロシアは輸出制度の大幅な変容を迫られずにWTO加盟を実現しつつある。このことは,ロシアの石油・ガス輸出制度自由化の一定の到達点を示す一方で,エネルギー内外価格差問題の複雑さとWTO協定の不完全性も示唆している。
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