日本外科系連合学会誌
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臨床経験
S・Rs大腸癌に対する腹腔鏡下手術と開腹手術― Case-Matched Control Studyによる比較 ―
鶴田 淳池田 博斉岡部 道雄伊藤 雅
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2012 年 37 巻 4 号 p. 765-771

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抄録
(目的)当科における占居部位S・Rs大腸癌に対する開腹手術と腹腔鏡手術の短期成績を比較した.(方法)2010年1月から2011年11月までにR0切除を行った腹腔鏡下S状結腸切除術および腹腔鏡下高位前方切除術の37例と同時期に経験した開腹下S状結腸切除術および開腹下高位前方切除術51例を対象として検討した.また背景因子の偏りをなくすために,両群間の男女比,年齢,ASA,BMI,Stageの5項目を合致させたcase-matched control studyを行った.(結果)手術時間以外の因子である出血量,術後在院期間,排ガス日,歩行日,飲水開始日,食事開始日,頓用鎮痛薬の投与回数,有痛期間,有熱期間,1POD CRP値について腹腔鏡手術群は開腹手術群に比べて有意に良好であった.(結語)S・Rs大腸癌に対する腹腔鏡手術の短期成績は開腹手術よりも優れていた.今後は中・長期成績の検討を行う必要がある.
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© 2012 日本外科系連合学会
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