神戸大学病院心臓血管外科
2013 年 42 巻 5 号 p. 412-415
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症例は67歳男性.CTで上行大動脈瘤を指摘され手術目的で当科紹介となった.経胸壁心エコー検査で大動脈弁輪拡張症を伴う重症大動脈弁閉鎖不全症を指摘され,経食道心エコー検査で大動脈四尖弁と診断された.手術は自己弁温存基部置換術を施行後,超低体温循環停止下に,逆行性脳灌流法を併用し上行大動脈瘤人工血管置換術を施行した.術後半年経過するが大動脈閉鎖不全症の再発は認めず経過良好である.
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