日本心臓血管外科学会雑誌
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大動脈弁乳頭状弾性線維腫の1手術例
鈴木 仁之片山 芳彦水谷 哲夫
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2001 年 30 巻 3 号 p. 143-145

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抄録
乳頭状弾性線維腫は原発性心臓腫瘍のうち3番目に多いとされているが, 全心臓腫瘍中8%で, 頻度的には非常に希である. 今回われわれは大動脈弁より発生した乳頭状弾性線維腫の1手術例を経験した. 症例は51歳の女性で検診にて心電図異常を指摘されて当院を受診し, 心エコー検査にて大動脈弁の右冠尖に有茎性腫瘍を認め, 大動脈弁腫瘍と診断された. 腫瘍はゼリー状であり, 大動脈弁の接合状態は良好で機能不全をきたしていなかったので, 腫瘍のみを切除した. 病理組織学的には乳頭状弾性線維腫と診断された.
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