日本栄養士会雑誌
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児童の和食の配膳に関する知識、態度、行動の変化~和食に関する食育実践の事例~
齋藤 沙織 針谷 順子塩原 由香吉岡 有紀子
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キーワード: 小学生, 食育, 和食
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2020 年 63 巻 7 号 p. 387-393

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抄録
近年、和食はユネスコ無形文化遺産に登録される等注目されている。そこで、小学生に和食の配膳に関する食育プログラムを実施し、和食の配膳に関する学習の知識、態度、ならびにプログラム実施後の配膳の知識の定着度と実践状況を明らかにした。 本プログラムは2015・2016年度にK県S小学校の3年生146人を対象に実施した。プログラムは、児童が和食の成り立ちやその意味、配膳、箸や食器の扱い方について学び、和食を食べる、という内容とした。結果、プログラム実施直後、和食の配膳を正しくできた児童は2015年度97.6%、2016年度100.0%だった。プログラム実施1週間後に和食の配膳の知識が定着していた児童は2015年度34.9%、2016年度50.0%だった。日頃の食事時に和食の配膳ができていると答えた児童は2015年度74.4%、2016年度83.3%だった。今後は、知識が定着するような支援方法を検討していきたいと考える。
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