日本栄養士会雑誌
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  • 三好 希帆, 宮脇 尚志
    2026 年69 巻1 号 p. 25-34
    発行日: 2026年
    公開日: 2026/01/01
    ジャーナル フリー

    本研究ではテキストマイニングを用いて禁煙時に効果的な代償行動について探索した。対象者は全国の男女40~69歳の紙巻きタバコ(紙群)242人および加熱式タバコ喫煙者(加群)237人の計479人であり、質問紙を郵送し調査を行った。禁煙の際の代償行動と喫煙欲求の増減に関わる飲食品(自由記述式)を調査し、性別やタバコの種類別に検討した。対象者の年齢(中央値)は53歳、BMIは21.5kg/m2であり、属性は紙群と加群で有意な差は認められなかった。代償行動で出現頻度が多かった動詞は「飲む」が149回で最多、次に「食べる」(97回)が続いた。代償行動の飲食品は、男性ではタブレット菓子のような清涼感のあるもの、女性ではチョコ等の甘い菓子類が特徴的であった。タバコの種類によっても代償行動の飲食品は異なっており、紙群ではブラックコーヒーや酒、加群では甘いものや爽快感のあるものが特徴的であった。管理栄養士が禁煙時の代償行動を提案する際は、性別やタバコの種類を考慮する必要がある。

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