歯科材料・器械
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原著
コンポジットレジンの収縮応力 : 第1報 装置の試作と化学重合, 光重合型レジンの収縮応力
根本 君也小松 光一堀江 港三友常 健一ボウエン ラファエル
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1992 年 11 巻 4 号 p. 697-702

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抄録
窩洞中のコンポジットレジンが硬化するときに発生する力は, 歯質に応力を発生させるから, 収縮応力の発生機序をしらべることは重要である.コンポジットレジンの収縮応力を測定するための装置を試作した.そして, 化学重合型と光重合型レジンの収縮力を測定し, 応力発生の機序を検討した.その結果, 収縮応力は始め増加し, その後窩壁からの剥離を生じて急激に低下した.開放型窩洞での収縮応力は閉鎖型窩洞に比べると小さく, 化学重合型は光重合型より応力の発生が速いが, 最大値はほぼ同じであることがわかった.
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© 1992 一般社団法人 日本歯科理工学会
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